オンライン外国為替取引

FXでよくある失敗例を紹介

FXでよくある失敗例を紹介
鈴木拓也

FXでよくある失敗例を紹介

「FX初心者はどのような失敗をしているの?」

「どうすれば失敗を避けられるか知りたい」

「FX歴のあるトレーダーも失敗を経験してる?」

利益ばかりに目がいってしまい、リスクの高い取引で失敗しました。

そこで今回は、FX初心者が安全に取引を行えるよう、失敗談を紹介するだけでなく 大損しないための対策 も解説します。

FX初心者に多い3つの失敗と対策

FX初心者が失敗する理由

・損切りができない
・高レバレッジで取引する
・むやみにポジションを持つ

これらは 初心者が失敗する代表的なパターン でもありますが、次の方法で解決することができます。

・損切りポイントを決め、徹底する
・レバレッジを3倍までに抑える
・根拠が薄いときは取引を控える

初心者にもっとも多い失敗! 「損切りができない」

FX初心者にもっとも多い失敗

FX初心者でもっとも多い失敗パターンが、 「損切りができない」 ことです。

いかに損切りを徹底するかが、成功へのポイントです。

損切を徹底して損失を小さく抑えよう

損切りの徹底は、 取引でもっとも重要なスキル といえます。

具体的な損切りの方法としては、 2%ルール が初心者でも実践しやすいでしょう。

適切な損切りができてこそ、リスクをコントロールできる。

目先の利益に目がくらむ? 「高レバレッジの取引」

高レバレッジの取引でもFX初心者は失敗しやすい

レバレッジをかけ過ぎる のも、FX初心者がやってしまう失敗パターンといえます。

ですが、レバレッジが高いほど為替変動の影響を受け、わずかな値動きでもロスカットされやすくなります。

レバレッジ3倍までに抑えて証拠金に余裕を持たせよう

レバレッジは 3倍まで に抑えましょう。

レバレッジを抑えるほど証拠金に余裕ができ、ロスカットされにくくなります。

むやみにポジションを持つ「ポジポジ病」

ポジポジ病もFX初心者に多い失敗

むやみにポジションを持つ、いわゆる 「ポジポジ病」 も初心者によく見られる失敗です。

取引はリスクと隣り合わせなのを忘れてはいけません。

根拠が薄いときは取引を控えて無駄な損失を避けよう

分析に自信がないときや想定している値動きでないときは、取引を控えましょう。

しかし根拠が薄い取引はギャンブルと同じで、 無駄な損失につながります。

なぜ失敗してしまうのか?

FX初心者が失敗する原因は心理的な影響

FXで失敗する人に共通しているのは、 「感情に左右されている」 点です。

例えば損切りができないのは、「損をしたくない」という気持ちが優先されるから。

高レバレッジの取引は、「早く(もっと)稼ぎたい」という欲があるからです。

ポジポジ病も、「取引していないと不安になる」ためといえます。

失敗しないためには口座選びも大切! 初心者向けFX会社3選

FXで失敗しないためには、「どの口座を利用するか?」も大切なポイントです。

なぜなら、FX会社ごとに得意な分野が異なるので、 自分に合った口座 を選ぶ必要があるからです。

FX取引高 世界第1位「GMOクリック証券」

GMOクリック証

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円 FXでよくある失敗例を紹介
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1万通貨 300,000円

FX取引高 世界第1位 (ファイナンス・マグネイト社調べ2020年1月~2020年12月)
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実

スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!

取引高 世界第1位 からもわかる通り、皆が使っているFX会社だ。

取引コストが安く、初心者向きの「DMM FX」

DMMFX

スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1万通貨
マイナススワップが大きい
200,000円

最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・初心者からプロまで対応する高機能チャートが無料で使える
・取引結果を自動分析してくれるので、トレードの実力がUPしやすい

初心者でも使いやすく、プロもうなる高機能チャートが有名!

スプレッドが安いので、デイトレなどの取引回数が多くなるトレードでも取引コストを安くすることができるよ。

取引結果を自動で分析してくれるので取引の実力が伸びやすく、初心者に一番おすすめのFX口座。

低スプレッド・高スワップ!「外貨ex byGMO」

外貨ex byGMO

FXでよくある失敗例を紹介
スプレッド
(ドル/円)
ユーロ/円 ポンド/円
0.2銭 0.5銭 1.0銭
取引単位 スワップ キャッシュバック
1000通貨
マイナススワップが大きい
150,000円

1000通貨(ドル円なら5千円)からFXの取引が可能
・トルコリラなどの高金利通貨のスワップが高く、スワップ狙いの取引に最適
・スマホの取引ツールが使いやすいことで有名

最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1000通貨(ドル/円なら5千円)から取引が可能!

スプレッドが安く、高スワップなので短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社よ。

サイト編集部 初心者時代の失敗談!

今でこそFXを続けられている私たち編集部ですが、 実は初心者時代には多くの失敗を経験しています。

そこでみなさんの教訓にしてほしい、サイト編集部の初心者時代の失敗談を紹介しますね。

塩漬けポジションを解消するまでに1年!

買いポジションを持ったところ相場が予想と逆に動き、損切のタイミングも失って塩漬けしてしまいました。

プラスに持っていくまでに1年かりました・・・。

ダマシにあって損失100万円!

ポン円で5分足の節目を超えたから買いエントリーしたら、ダマシですぐに逆行。

損を取り返そうと200万通貨で取引をしたら、今度は勢いよく一方向に動きだし含み損が拡大。結局 100万近くの損失 で一旦トレードを終了しました。

含み損を放置し続けてロスカット!

ドル/円の買いポジションを持ち、含み損が出るも放置。数日後に追加証拠金発生のメールが来るも、たくさん届くセミナーやキャンペーンの紹介だと思い無視しました。

その3日後の強制決済執行(ロスカット)メールに気付き、 大損していたことが発覚。

FXでやりがちな5つの失敗例と対策

その他にも、FXでは下記の失敗も珍しくありません。

・勘で取引する
・通貨ペア選びがテキトー
・ポジションを持ち越す
・時間帯の特徴を把握していない
・トレードルールを守らない(持っていない)

これからFXを始める初心者は 次の対策方法 を学び、このような取引をしないように心がけましょう。

・相場分析で取引に根拠を持たせよう
・メジャーな通貨ペアで取引する
・その日のうちにポジションを決済する
・効率よく稼げる時間帯で取引する
・トレードルールを作り、厳守する

ギャンブル感覚! 「勘で取引する」

勘で取引する のは、失敗する確率が高いパターン。

というのも、トレードに再現性がなく、安定して勝ち続けられないからです。

相場分析で取引に根拠を持たせよう

FX初心者が失敗しないためには相場分析が必須

取引をするときには、 必ず相場分析を行いましょう。

相場分析をすれば、通貨がどういった理由で動くのかを判断でき、予想の精度を上げられます。

根拠ある取引を続ければ、失敗するリスクも下げられる。

どれも一緒でしょ? 「通貨ペア選びがテキトー」

FXでは多くの通貨ペアで取引できますが、テキトーに選ぶのは失敗の元です。

なぜなら、 通貨ペアによってそれぞれ特徴が違う からです。

一方マイナー通貨は、取引量が少なく、急な値動きを起こす可能性が高くなります。

メジャーな通貨ペアで取引する

FX初心者が失敗しないためには通貨ペア選びも重要

初心者は メジャーな通貨ペア で取引しましょう。

なぜなら安定性と適度な値動きがあり、リスクを抑えつつも利益を上げやすいからです。

とりあえず持っていたいから「ポジションを持ち越す」

根拠もなくポジションを翌日や翌週に持ち越す のも、失敗するパターン。

流動性の少ない早朝や、市場が開く月曜の朝は、予期せぬ値動きも起こります。

その日のうちにポジションを決済する

FX初心者が失敗しないためにはポジションをその日のうちに決済させる

中・長期での運用をしないのであれば、 ポジションはその日のうちに決済させましょう。

そうすれば、寝ている時間や相場が休みの日に起こるリスクを負わずに済みます。

常に相場は動くでしょ? 「時間帯の特徴を把握していない」

相場は時間帯ごとに値動きの仕方が変わってきます。

効率的に利益を上げるには、 値動きが大きくなりやすい時間帯 を知る必要があります。

効率よく稼げる時間帯で取引する

FX初心者が失敗をしないためには値動きのある時間帯を狙うのが大切

効率よく利益を上げるには、取引が活発になる時間帯を狙うのがポイントです。

取引が活発になるとトレンドが発生しやすくなるので、 大きな値幅を狙えます。

イライラ取引! 「トレードルールを守らない(持っていない)」

トレードルールを守らない・持っていないと、淡々と取引を行うことができません。

稼げない焦りや損を出した怒りなど、 感情的な取引をすれば失敗する可能性が高くなるでしょう。

トレードルールを厳守する

トレードルールを作り、必ず守る と意識しましょう。

ルールがあれば、それに沿った取引を心がけることで、感情による影響を大幅に軽減できます。

FXでよくある失敗例を紹介 FXでよくある失敗例を紹介 FXでよくある失敗例を紹介
決める項目 具体的な内容
資金と取引量・初心者は10万円以上がおすすめ
・レバレッジを3倍までに抑えた取引量で行う
通貨ペア ・初心者には米ドル/円が取引しやすい
・安定性と適度な値動きのあるメジャー通貨ペア
時間帯16時~翌1時が値動きが大きくなりやすい
損切り目安 口座資金の2%が目安
損失・利益の割合 1:2以上にすると、勝率が少し下がってもトータルで利益を残しやすい
ポジション保有期間 初心者は1日の間に決済し、持ち越さないことでリスクを軽減できる
取引の手法 ・ボリンジャーバンド + MACDがわかりやすい
・トレンドに沿った順張りがおすすめ(初心者は逆張りしない)
取引を控えるケース 相場分析をしても方向感が定まらないときは取引を控える

もちろんいきなり完ぺきなルールはできませんから、検証・改善を繰り返して少しずつ良くしていきましょう。

FX初心者が失敗しないために必要な3つの心得

FX初心者が失敗しないための心得

ここでは、 FX初心者が失敗しないために必要な3つの心得 を紹介します。

・FXの勉強を継続する
・取引量を抑えて経験を積む
・トレード記録をつける

FXの勉強を継続する

FXで失敗しないためには、 継続して勉強する努力 が必要です。

トレードの基礎的な知識はもちろんのこと、さまざまなサイトや書籍などから、最新の情報を仕入れてレベルアップしましょう。

取引量を抑えて経験を積む

初心者のうちは、利益よりまず経験を積んでいきましょう。

大きな取引量は思っている以上に精神的負担がかかるので、 トレードルールを守れなくなる可能性があります。

トレード記録をつける

感情的にならないためには、 トレード記録をつけることが最も有効です。

トレード記録をつければ、自分の取引のクセを把握できます。

まとめ FXでよくある失敗例を紹介 あせらずに少しずつ失敗を減らそう!

今回は FX初心者の失敗談や大損しないためのポイント を解説しました。

FX初心者の失敗は、ほぼ共通しています。その失敗の原因を知るだけでなく対策方法も学べば、大損を避けた取引ができますよ。

・ 損切りができない :損失を証拠金の2%以内にする
・ 高レバレッジの取引 :レバレッジ3倍までに抑える
・ ポジポジ病 :根拠が持てない時は取引しない
・ 勘での取引 :相場分析で取引の根拠を持つ
・ 通貨ペア選びがテキトー :メジャーな通貨ペアを選ぶ
・ ポジションの持ち越し :1日のうちに決済する
・ FXでよくある失敗例を紹介 FXでよくある失敗例を紹介 時間帯の特徴を知らない :16時以降で取引する
・ トレードルールを守らない :厳守して感情の影響を減らす

【初心者必見】FXでよくある失敗例を紹介|借金して退場しないための対策を解説する

FXについて調べると「失敗して借金生活に…」など、ネガティブな内容を多く目にすると思います。
しかしFXは失敗する原因を理解し、しっかりと対策をしておけば、初心者でも失敗を避けることができます。
そこで今回は FXでよくある失敗例や、失敗を防ぐための対策について解説 します。
また失敗しにくいトレードができるおすすめのFX会社も併せて紹介します。
FXに興味があるけれど、失敗が不安で始めるのをためらっている方はぜひ参考にしてみてください。

  • FXは感情に流されたり、勉強やリサーチを怠ったりした状態でトレードを行うと失敗しやすい
  • しっかりと対策すればFXで失敗しにくい
  • 初心者はデモトレードが利用できたり、少額からトレードが始められたりするFX会社がおすすめ

FXでよくある失敗例


「FXで失敗した」とはよく目にするかと思いますが、具体的にどのように失敗するのかは知らない方が多いでしょう。
そこで、まずはFXでよくある失敗の原因を6つ紹介します。
どれも初心者トレーダーが陥りやすい失敗なので、これからFXを始める方は必ず確認しておきましょう。

  1. 感情でトレードしてしまう
  2. レバレッジをかけすぎる
  3. リサーチせずにトレードする
  4. 余剰資金以外でトレードする
  5. 借金を負ってトレードする
  6. 多くの通貨ペアに手を出す

感情でトレードしてしまう

FXはテクニカル分析などを用いて、根拠に基づいたトレードを行うことで利益を得ます。
しかし「まだ価格が上がる気がする!」「損切せずに待てば価格が戻るはず!」など、根拠に基づいていない、 FXでよくある失敗例を紹介 感情に流されたトレードを行うと失敗する可能性が高い です。
また一度でも感情に流されたトレードで失敗すると「さっきの失敗を取り戻す!」とやけになり、冷静な判断ができなくなってしまう傾向があります。

レバレッジをかけすぎる

国内FXの場合、資金の最大25倍のお金でトレードを行えるシステム・レバレッジがあります。
レバレッジをかければ、資金が少なくても大きな利益を狙えるのです。
ただし レバレッジをかけたトレードは利益だけではなく損失も大きくなる ため、失敗すると資金がすぐゼロになってしまいます。

リサーチせずにトレードする

FXは世界各国の政治や経済イベントの影響を大きく受けます。 FXでよくある失敗例を紹介 FXでよくある失敗例を紹介
イベントの内容によっては、急に相場が大きく変動する場合があるのです。
しかし政治や経済による相場変動は、テクニカル分析だと予測しづらいです。
そのため政治や経済に関するリサーチを行っていないと、 急な相場の変動による利益を得るチャンスを逃したり大きな損失を出してしまったり してしまいます。

余剰資金以外でトレードする

FXは必ず成功して、利益が得られる保証はありません。
急な相場が変動して、大きな損失が出てしまう可能性は常にあります。
そのため生活費と非常時用のお金を引いた資金・余剰資金(よじょうしきん)以外もFXに使ってしまうと、失敗したとき資産すべてを失ってしまいます。

借金を負ってトレードする

FXは資金が多ければ多いほどトレードに余裕ができるため、大きな利益を狙えたり、強制ロスカットを回避できたりします。
そのため「FXで成功すれば返済できる!」という考えのもと、FX用のお金を借りてからFXを始めてしまう人がいます。
しかし先述した通り、 FXは必ず成功する保証はありません。
むしろ「借金を返さなきゃ!」と焦ったり、利息分まで余計に稼ぐ必要があったりするため、通常のトレードよりも成功しにくくなってしまいます。
また大きな利益を得るにはハイリスク・ハイリターンなトレードをする必要があるため、場合によってはとりかえしがつかないほど借金が膨らむ可能性があるのです。

多くの通貨ペアに手を出す

国内FXの場合、特徴の異なる約20~50種類の通貨ペアから自由に選んでトレードが行えます。
通貨ペアごとの特徴を理解すると、自分のトレードスタイルに合った通貨ペアを把握できたり、相場の予測がうまく当たり効率よく利益を得たりできます。
一方、それぞれの特徴を理解していないまま多くの通貨ペアに手を出してしまうと、 管理しきれず失敗する可能性が高い です。

FX初心者の失敗体験談


FXのよくある失敗例を見るだけだと、上記のように「例え話でしょ?」とどこか他人事に感じてしまう場合があります。
そこで今回は、実際にFXで失敗してしまった人の体験談を2つ紹介します。
どちらもFX初心者が陥りやすい失敗なので、これからFXを始める方は同じ失敗をしないために確認しておきましょう。

損切りができない主婦Aさん

結婚を機に仕事を辞めて専業主婦になったAさんは、子どもが生まれたときのことを考え、余剰資金でFXを始めました。
レバレッジのかけ過ぎに注意し、少額でのトレードを心掛けていたため、最初のころはコツコツと利益を得ていました。
しかしトレードに慣れてきて取引額を増やした矢先、急に相場が変動してしまい追加証拠金の入金を求められたのです。
追加証拠金を入金しないと、強制ロスカットにより損失が決まってしまいます。
損失を恐れたAさんは「追加証拠金を入金して待っていれば、相場は上がって損失はなくなるだろう…」と考え、余剰資金以外のお金を追加証拠金として入金しました。
その後も相場は上がることなく、Aさんは再び追加証拠金の入金を求められたため、ついに借金を負って追加証拠金を入金するようになります。
結果、相場は上がることはなく借金だけが膨らんだため、Aさんは夫に相談した後、FXをやめて借金返済のために夫婦二人で働き続けているのです。

ギャンブル的なハイレバトレードをしてしまうBさん

新しいことを始めたいと考えた会社員のBさんは、スキマ時間で始められるFXに興味を持ちました。
最初は「少しでも稼げればラッキー」と考えて始めたFXですが、次第に「もう少し稼ぎたい」と思うようになりレバレッジをかけたトレードを始めます。
レバレッジをかけたトレードは少ない資金で大きな利益が得られるため、Bさんはレバレッジをかけたトレードに高揚感を覚えます。
そして更なる高揚感を求めて、どんどんレバレッジ率を高くしてトレードを行うようになりました。
ある日、高いレバレッジ率でのトレードを続けていると、相場が急に変動したためBさんは損失を出してしまいます。
レバレッジをかけていない状態であれば、Bさんの余剰資金内で済む損失です。
しかしBさんは高いレバレッジ率でトレードをしていたため、損失は何倍にも膨れ上がり、Bさんの全資産でも足りない金額になっていました。
FXで高揚感を求め無理のあるレバレッジトレードを続けたため、Bさんは資産をすべて失い借金返済のために働く生活をするはめになったのでした。

FXで失敗しないための対策


前章までは、FXで起こりうる失敗について紹介してきました。
上記のようにFXで失敗した場合を考え、不安になった方も少なくないでしょう。
しかし 以下の4つの対策をしっかりと行えば、初心者でも失敗する可能性を大幅に抑えられる のです。
これからFXを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. デモトレードで十分に練習する
  2. 少額から始める
  3. レバレッジをかけすぎない
  4. 損切りルールを守る

デモトレードで十分に練習する

FX会社の中には、実際の口座と同じ条件でトレードを無料で体験できる「デモトレード」が利用できるFX会社があります。
デモトレード内なら いくら失敗しても借金の心配がないため、色々なトレード方法を試せます。
FXを始めるなら、まずはデモトレードで取引ツールの使い方を確認したり、自分に合ったトレードルールを模索したりしてみましょう。
そしてデモトレードである程度の自信が身に付いたら、実際に資金を用いてトレードするのがおすすめです。
後ほどデモトレードが利用できるおすすめのFX会社を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

少額から始める

FXで失敗しないためには、実際にトレードを行い経験を積むのが重要です。
しかし最初から多くの資金でトレードを行ってしまうと、万が一失敗した時に経験を積む前にFXをやめることになってしまいます。
そのため、まずは100円など少額でのトレードから始めてみましょう。
少額なら利益も損失もほとんど出ないため、失敗を恐れずに気軽にトレードを行えます。 FXでよくある失敗例を紹介
最小資金はFX会社によって異なるので、初心者は少額からトレード可能なFX会社を選ぶのがおすすめです。

レバレッジをかけすぎない

高いレバレッジ率をかけてしまうと、大きな利益を狙える一方で、少ない資金でのトレードでも大きな損失が出る可能性があります。
また高いレバレッジ率でのトレードはハイリスク・ハイリターンであるため、ギャンブルを行っているような強い高揚感を感じ、冷静な判断ができなくなる傾向があります。
国内FX会社の場合、最大25倍のレバレッジ率でトレード可能ですが、 最初は2~3倍程度 で我慢しましょう。

損切りルールを守る

「まだ上がるはず…」「きっと戻るはず…」など、感情によってトレードを続けてしまうとせっかくの利益を逃したり、損失が大きく膨れ上がったりします。
損失はなるべく小さく抑えて、利益は大きく得るためには 損切ルールを設けましょう。
損切ルールの内容は、「損失が使った資金の10%以上になったら損切をする」「目標とする利益の半額の損失が出たら損切をする」など、自分のトレードスタイルに合わせて自由に決めて問題ありません。
ただし損切ルールを設けた場合、最初のうちは絶対に従いましょう。
損切ルールを無視したトレードを一度でも行ってしまうと、次第に感情に流されたトレードが多くなり、損切ルールを設けた意味がなくなってしまうからです。

デモトレードができるおすすめのFX会社3社比較

前章ではFXで失敗しないために、様々な対策を紹介しました。
しかしFX会社によってはデモトレードがなかったり、少額からトレードを始められなかったりします。
そのため、失敗しにくいトレードを行うためには、FX会社選びから重要といえるのです。
そこでこの章からは、初心者におすすめのFX会社を紹介します。
まずは デモトレードが利用できるおすすめのFX会社を3社紹介 するので、これからFXを始める方はぜひ参考にしてみてください。

外為オンライン

1つ目のデモトレードが利用できるFX会社は「外為オンライン」です。
名前(匿名可能)とメールアドレスを入力すれば、無期限・無料でデモトレードが利用できます。
デモトレードだからといって、利用できる機能に制限があるわけではありません。
実際のトレードとほとんど同じ条件で、トレードの練習が可能です。
また外為オンラインは初心者向けの勉強コンテンツや、FXに関係する情報が充実しています。
デモトレードを利用したい方だけではなく、自分でリサーチする手間を減らしたい方にもおすすめのFX会社です。

みんなのFX

2つ目のデモトレードが利用できるFX会社は「みんなのFX」です。
個人情報の入力をしなくても、すぐにデモトレードを利用できます。
無期限・無料ですが、情報ツールの一部やスマホ用アプリはデモトレードだと利用できないので注意が必要です。
みんなのFXは初心者が取引しやすいメイン通貨ペアのスプレッドが狭い傾向があります。
取引手数料をなるべく抑えたい方におすすめのFX会社です。

DMM FX

3つ目のデモトレードが利用できるFX会社は「DMM FX」です。
名前(匿名可能)とパスワード・メールアドレスを入力すれば、3か月間無料でデモトレードを利用できます。
DMM FXは独自の取引ツールを数種類用意してあります。
ほとんどの取引ツールがデモトレードで利用可能です。
実際にすべての取引ツールを試してから、自分のトレードスタイルやレベルに合わせて、取引ツールを選んでみてはいかがでしょうか。
[

少額からトレードを始められるおすすめのFX会社3選

次に 少額からトレードが始められるFX会社を3社紹介 します。
一般的なFX会社の最小取引額は1,000~1万通貨です。
それよりも少ない通貨数でトレードを行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1つ目の少額からトレードを始められるFX会社は「松井証券」です。
最小取引1通貨からトレードを始められます。
例えば1米ドル=125円の場合、最大レバレッジ25倍を利用すれば125円÷25倍=5円でトレードが可能です。
また通貨ペアの種類によっては業界最狭水準を誇っているため、取引手数料を抑えた効率の良いトレードができます。
さらに松井証券は大正7年に創業され、100年以上もサービスを提供し続けているFX会社です。
老舗ならではの安心感や信頼感のもとでトレードを行いたい方は、ぜひ松井証券で口座開設してみてはいかがでしょうか。

SBI FXトレード

2つ目の少額からトレードを始められるFX会社は「SBI FXトレード」です。
SBI FXトレードも最小取引1通貨からトレードを始められます。
最大レバレッジを利用すれば通貨ペアの種類によっては10円前後でトレードが可能です。
またSBI FXトレードは経営方針として、安定したレートの提供を掲げています。
経済指標の発表時などにスプレッドが大幅に広がったり、約定しにくかったりするのを防ぐことに力を注いでいるのです。
利益を得るチャンスを逃しにくい、安定した環境でトレードしたい方におすすめです。

LIGHT FXでよくある失敗例を紹介 FX

3つ目の少額からトレードを始められるFX会社は「LIGHT FX」です。
最小取引1,000通貨からトレードを始められます。
例えば1米ドル=125円の場合、最大レバレッジを利用すれば5,FXでよくある失敗例を紹介 000円でトレードが可能です。
先程紹介した他の2つのFX会社よりも最小取引額が高いです。
しかしトルコリラ/円やメキシコペソ/円など、他のFX会社では扱っていない珍しい通貨ペアでトレードができます。
FXに少し慣れてきて、珍しい通貨ペアでトレードを始めたいと考える方におすすめのFX会社です。

【Q&A】FXの失敗に関するよくある質問

質問


FXでの失敗に関するよくある質問をまとめました。
疑問や分からないことがある状態でFXを始めてしまうと、大切な局面で冷静かつ正しい判断ができない可能性があります。
損失や失敗に繋がってしまうので、FXを始める前やデモトレードでの練習期間中に疑問や分からないことは調べて解消しておきましょう。

FXで失敗しにくい通貨ペアはどれ?

初心者は取引量が多く、スプレッドが狭い、相場の変動が安定している通貨ペアを選ぶと失敗しにくいです。
また通貨に関係する国の情報が調べやすいと、急な相場変動に備えやすいでしょう。
メイン通貨ペア(メジャー通貨ペア)と呼ばれる、米ドル/日本円・ユーロ/米ドル・ポンド/米ドル・米ドル/スイスフランが上記の条件に当てはまります。

FXにはロスカットがあるから安心?

FXには証拠金維持率が一定以下になると、強制的にポジションを決済されて損失が確定する「ロスカット」というシステムがあります。
ロスカットがあれば、急に相場が変動しても損失は一定以上大きくなりません。
しかしロスカットの水準によって異なりますが、ロスカットが行われると口座残高はほとんどゼロの状態になります。
ロスカットが行われるまでポジションを保有するのではなく、自分なりの損切ルールを設けて、早い段階で損失が大きくなるのを防ぎましょう。


今回はFXでよくある失敗について解説しました。
「FX=失敗して借金を負う」など、FXに対して悪いイメージを抱いている人は多いでしょう。
実際にFXで失敗してしまい、借金を負ってしまった人は少なくありません。
しかしFXで失敗する原因を理解してしっかりと対策をしておけば、初心者でも失敗を防ぐことはできます。
これからFXを始める方は、ぜひ当記事で紹介した対策やおすすめのFX会社を参考にしながら、トレードルールを決めたり、FX会社を選んでみてはいかがでしょうか。
失敗しにくい環境を整えた状態でFXを始められるでしょう。

知らなきゃヤバイ!FX初心者の『失敗例ベスト5』を紹介!

鈴木拓也

鈴木拓也

FX初心者の失敗例1:損切りが出来ない

最初の失敗例は、初心者に一番多い失敗パターンですが、5つの中で最も致命的な結果を招く危険性のあるものです。

それは、『損切りが出来ない』ということ。

これにより、資産を失ってしまう人が続出しているので、必ず損切りしない場合のリスクについて把握しましょう。

なぜ損切りが必要なのか?

初心者

初心者

鈴木拓也

鈴木拓也

FX初心者の中にはいずれ元に戻るから損切りは必要無いと考えている方もいますが、以下2つのケースを除いて、 損切りしないは完全に誤り です。

  • 低レバレッジ(1倍程度)で取引している
  • 豊富な資金があり追加投入できる方

その結果、最終的に彼らがどうなったかというと、数千万・数億の資産を失った人が続出したそうです。

鈴木拓也

鈴木拓也

損切りしない人の危険性

  • 長期運用戦略を除いて、「いずれ元に戻る」という考えは危険
  • レバレッジを掛けた短期売買の場合、損切りを徹底して大損を避けるべき

FX初心者の失敗例2:ハイレバレッジでトレードする

二つ目の失敗例は、ハイレバレッジでトレードするということです。

しかし、レバレッジを高くしてトレードすることで、取り返しのつかない損失を出してしまう場合があります。

ハイレバレッジは劇薬

レバレッジの仕組み

しかし、 FX初心者はハイリターンを期待してハイレバレッジで始めると、大きな失敗をするケースがとても多い ので、基本的にはお勧めできません。

なぜハイレバレッジが初心者に向かないのか?

初心者

初心者

鈴木拓也

鈴木拓也

ここで、「損小利大」のリスク管理を徹底できる投資家であれば、高いレバレッジで取引しても問題はありませんが、売買手法やルールも固まっていない初心者の方が、いきなり10倍以上のハイレバレッジで取引すれば、瞬く間に資金がどんどん減ってしまうでしょう。

  • 初心者のうちは、レバレッジ2~3倍での取引がおすすめ
  • 慣れてきたら徐々にレバレッジを高める

FX初心者の失敗例3:ポジポジ病になる

3つ目の失敗例は、ポジポジ病といってたくさんトレードをしてしまうことです。

ポジポジ病の3つのデメリット

実際の病気というわけではなく、FX初心者にありがちな傾向で、 この状況だと失敗する確率が高いので、矯正する必要 があります。

投資の世界には、「待つも相場」という格言があり、よく分からない相場状況の時は、「様子見に徹する」ことがベストになるケースが多々あります。

  1. 全てがチャンスに感じて取引回数が増える
  2. 根拠の無い無駄な取引が増える
  3. スプレッド分だけコストが発生

ポジポジ病の克服方法

初心者

初心者

鈴木拓也

鈴木拓也

初心者がポジポジ病になる一番の原因は、本当に有効な場面だけに絞れば上手くいくという成功体験がまだ無いからです。

そんな時、有効な方法は、「 トレード記録をしっかりと付ける 」「 資金を全て引き揚げる 」です。

  • ポジポジ病になれば無駄なトレードも増え、利益も残りづらい
  • 「待つも相場」を意識し、チャンスのみに絞る

FX初心者の失敗例4:勘でトレードする

4つ目の、FX初心者によくある失敗例は、勘やその場の雰囲気でトレードをしてしまうこと。

初心者は経験豊富なトレーダーではない

初心者

初心者

鈴木拓也

鈴木拓也

この場合の勘は、当てずっぽうというわけではなく、豊富な知識や経験を土台にして計算されたもののことです。

FX初心者には、豊富な知識も経験もないのです。ですから FX初心者が勘に頼ってトレードすると失敗する のです。

売買根拠を明確化する知識を身につける

ここまで上がったらもう下がるだろう、といった安易な理由でトレードするようなことはせず、まずは勝つための根拠を明確化しましょう。 勘に頼るのはまず徹底的に勉強してからです。

  • 雰囲気やノリで取引するのは、投資ではなくギャンブル
  • なぜそこで取引したのかという根拠を明確化する

FX初心者の失敗例5:自分は特別だと思っている

最後5つ目の失敗例は、自分は特別だと思ってしまうことです。

正常性バイアスの影響

予期しないサプライズが起こり、大きく損失が膨らんでも、人には「自分はきっと大丈夫」だと信じる心の作用があります。それが「正常性バイアス」というものです。

まさにリスクマネジメントの対極的な存在です。 「自分は特別だ」と思い込んでいると、リスクを大きくしてしまう危険性があるのです 。

自信と過信は紙一重

自分自身への視点や期待はあまり持たない方が賢明です。それよりも、世界の経済情勢や為替相場の動きに集中し、無謀なチャレンジやハイリスク・ハイリターンは回避していきましょう。地道にコツコツと、欲張らずにできることを正確にやっていく心構えが大切です。

投資の失敗例とその原因とは? 失敗しないためのポイントを解説!

投資の失敗例とその原因とは? 失敗しないためのポイントを解説!

当社でのお取引にあたっては、各商品毎に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
金融商品のお取引においては、株価の変動、為替その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。 FXでよくある失敗例を紹介
また、商品等の種類により、その損失の額が保証金等の額を上回るおそれがあります。
上記の手数料等およびリスク・ご注意事項についての詳細はこちらをよくお読みください。
お取引に際しては、契約締結前交付書面および目論見書等の内容をよくお読みください。
当社は日本国内にお住まいのお客様を対象にサービスを提供しています。

FX取引(店頭外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、外国通貨の売買を行う取引です。
多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。
注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。当社でお取引を行うに際しては、 「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。

CFD取引は預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、原資産である株式・ETF・ETN・株価指数・その他の指数・商品現物・商品先物、為替、各国の情勢・金融政策、経済指標等の変動により、差し入れた証拠金以上の損失が生じるおそれがあります。
取引金額に対して、商品CFDは5%以上、指数CFDは10%以上、株式CFD・バラエティCFDは20%以上の証拠金が必要となります。
取引手数料は無料です。手数料以外に金利調整額・配当調整額・価格調整額が発生する場合があります。
当社が提示する価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。相場急変時等にスプレッドが拡大し、意図した取引ができない可能性があります。
原資産が先物のCFDには取引期限があります。その他の銘柄でも取引期限を設定する場合があります。
当社の企業情報は、当社HP及び日本商品先物取引協会のHPで開示されています。

LINE証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3144号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会

FXのよくある失敗から学ぼう!初心者が損しないためのコツ4つ

FXのよくある失敗から学ぼう!初心者が損しないためのコツ4つ

引用:一般社団法人金融先物取引業協会「2018年_外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査(実態調査)における概要」

失敗しやすいイメージが強いFXですが、実は全体で60%の人が利益を出しているんです。

一方で 失敗している(損をしている)人は全体の40% 、つまり10人中4人は失敗していることになるんですよね。

FXで損をするよくある失敗例5つ

FXで損をするよくある失敗例5つ

では実際にFXでよくある失敗例を5つ紹介しますね!

特に 初心者の方は陥りやすい失敗 なので、しっかりチェックしておいてくださいね!

  1. 損切りできない
  2. ギャンブル感覚で取引
  3. ポジションを持ちすぎる
  4. 資金管理ができていない
  5. いきなりハイリスクな通貨で取引する

失敗例1:損切りできない

FXで 最もよくある失敗は「損切りできない」こと ですね。

損失が出ると「いつか上がるだろう」という根拠のない予想でポジションを保持し続けた結果、当初よりも損失額が大きくなってしまうんです。

失敗例2:ギャンブル感覚で取引

FXは「上がるか」「下がるか」のいわば2択のため、 ギャンブル感覚で取引した結果失敗するパターンが多い ですね。

しかし、FXは様々なデータや世界情勢を基に予測を立てて取引するものであり、ギャンブルとは性質が違うんですよね。

失敗例3:ポジションを持ちすぎる

とにかくポジションを持ちたがる、 通称「ポジポジ病」も初心者にありがちな失敗の1つ です。

しかしポジポジ病の人は「この前よりやすいから買いだ!」など、根拠のないエントリーで予想を外す人も多いんですよね。

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる