弱気相場での取引

サポートラインを意識する

サポートラインを意識する
左:長尾圭一郎さん 右:椙本功弥さん

サポートラインを意識する

特に、キリ番(ダブルオー)手法では、基本的に「売買が交錯しやすいキリ番(ダブルオー)は、マーケットは簡単に巻き込まない(守る動きが強い)」と言う事を意識し行います。
ちょっと、何を言っているか分からない方も多いと思いますので、続いては先ほどのチャートで表示していた期間を短くして、短時間に注目したものを作ってみましたので、以下(ドル円4時間足チャート)をご覧ください。

ご覧になって頂ければ既にお分かりだと思いますが、赤いライン(キリ番)に対して反発するように値動きが起きていることが分かると思います。しかも、このチャートはマネーパートナーズさんのチャートから最新のものを無作為に抽出しただけで、別に私が作為的に選んで作ったものではないからFXって不思議で面白いですよね?
つまり、全てでは無いですが、キリ番(ダブルオー)の手前まで値動きが迫ってくると、『キリ番を嫌がるようにして値動きが反転しやすい傾向にある』ということに気づいて頂けるのでは無いでしょうか?
感の鋭い皆様は、もうお分かりだと思いますが、キリ番(ダブルオー)手法ではその『値動きの反転』を狙います!

キリ番の反転で取引

ここで余談ではありますが、キリ番(ダブルオー)手法では「値動きとは反対方向の取引(一般的に逆張りと呼ばれます)」を行うことになるため、取引は相場の反転ポイントとなり、取引が上手く行くと最大で100pips(円絡みの通貨の場合1円)程度の利益が望めます。
最大で100pips程度の利益が狙える理由としては、100pips動くと上下、別のダブルオーポイントへ向けての値動きになるため、そこまで値動きがおきると次の売買ポイント(キリ番)がやってくるためです。
上のチャートでは、赤色のライン辺りで反対方向への売買を行っておけば、キリ番(ダブルオー)手法が上手くいくケースが高い確率で発生していることが分かりますよね?
また、ここで少し覚えておいて欲しいのは、こうした上下の値に挟まれた動きが続く相場展開を『レンジ相場』と呼び、実は、相場全体の約90%がこうしたキリ番に挟まれた値動きになるため、キリ番でのトレードがどれほど重要になるかは言うまでもありませんよね?

キリ番(サポートラインを意識する ダブルオー)手法を分析する

ここまで『キリ番(ダブルオー)手法が凄い精度で取引に役立つ可能性がある』と言うことにお気づきなって頂けたと思うのですが、ここまでの知識で実際にトレードを普通に行ってしまうと、実は、悲しいことに相場では大やけどをすることになります・・。
「えーー!!ここまで話聞いて損した!」と思われる方もきっと多いと思いますが、お許しください・・。その理由は先ほどのチャートに青い〇を加えたものをご覧になって頂ければ直ぐに分かって頂けるかと思います。

上記をご覧になって頂ければ分かると思うのですが、確かにキリ番は意識されていることが分かるものの、実は、『かなりの頻度で突破されている!』ことも合わせてご理解できるかと思います。
つまりこれが何を示しているのか?と言うと「普通にやってしまうと大損・・」と言うことです・・。
しかし、こんなところで諦めてしまうのであれば、トレーダーとして失格です。「AがダメならばB。BがダメでもZまで!」と戦いを挑むのがトレーダーです。そこで、続いては分析に入ってみたいと思いますので、先ずは「キリ番の動きとしてどのようなものがあるか?」そのパターンをまとめてみたのでご覧ください。

キリ番(ダブルオー)手法を利用する3パターン

  • ダブルオーにタッチしないで綺麗に反発する
  • ダブルオーを少しだけ突破して反発する
  • ダブルオーを突破して大きく上昇(下降)サポートラインを意識する する

こうして見て頂けると、意外なことにキリ番での値動きのパターンはたったの3種類しかなく、驚くことに、それだけで全てのキリ番付近での相場が説明できてしまいます(是非、皆様も今からマネーパートナーズさんのチャートを開いてご覧になってみてくださいw)。
そして、キリ番(ダブルオー)手法では、この3つのキリ番における値動きを意識して『2種類のポジションを保有する事』で、リスクを抑えながらも利益を追いかける事になります。
その2種類のポジションと言うのが『超短期ポジション』と『中期ポジション』を持つ方法(2つの目的を持った取引をする)となります。

キリ番(ダブルオー)サポートラインを意識する 手法の心得とは?

  • 基本はダブルオーにタッチしないで反発する相場狙い

キリ番(ダブルオー)手法では、大きく分けて3つのパターンを意識しながら「超短期ポジションと中期ポジション」を持つ事になるのですが、先ず「キリ番にタッチしないで綺麗に反発する」事を意識して、キリ番の手前で反転を狙った取引を2回行います(2つのポジションを持ちます。どちらも損失確定は『キリ番を抜けたら』です)。
この2つのポジションにはそれぞれ意味があり、時間軸や狙いが異なる2つのポジションになるのですが、詳しい狙いをお話すると1年くらい私のお話を聞いて頂くことになるため、『2回の取引をする!』と言う程度にお考え下さい。
次に、1つ目の取引は、キリ番に値動きが近寄ってきたところでバリアが発動して、値が一時的に戻った時点で超短期ポジションを利益確定させます(基本的に一瞬だけ反発するのでスピードが勝負になります)。
そして、残った中期ポジションは中期的な反転ポイントを狙って、綺麗に相場が反発してくれたら50~100pips前後で利益で確定させてキリ番手法は完成です。

先にご案内させて頂いた通り「キリ番での反発狙いは失敗することも多い」というのは言うまでも無いので、続いては、『キリ番で多少反発が有ったものの結果的にキリ番を抜けてしまった場合』についてご案内させて頂きます。
キリ番を相場が抜けてきたら、キリ番手法を意識して持った2つのポジションの内、『超短期ポジションと中期ポジションの両方』もしくは、短期ポジションは利益確定ができて『中期ポジションだけ負ける』と言うことが起こります。
実際には、多くの場合において『超短期ポジションは利益を確定できて、中期ポジションは損失になってしまう』と言うケースが頻発してしまいます。
つまりは、損益的に言うと短期取引で利益、中期取引で損失となり、全体的に『プラスマイナスゼロ』という風になるケースが多くみられるようになります。
そうなってくると、多くのトレーダーは「ダブルオーを少しだけ抜けてきて反発する(サポートラインを意識する 値動きが抜けてくることをカットしてと使うことが増えると思います)」事を意識した取引へ移行しようと考えガチですが、初心者トレーダーの方は、ここで絶対に焦らないでください!

キリ番(ダブルオー)手法を実際に狙う時の注意

最後に、キリ番(ダブルオー)手法を利用する際の注意点と、トレードの質を向上させる流れについて紹介してみたいと思います。
まず、トレード時の注意点については以下のドル円チャートをご覧ください。

上のチャートは、ダブルオーである『104.00』と『105.00』『106.00』を赤いラインで、それに意識されやすい『104.50』と『105.50』にピンクのラインを入れたものですが、この5つのラインに絡んだ動きを見てみると、大量にエントリーポイント(取引ポイント)がある事が分かります。
つまり、「キリ番(ダブルオー)だから!」と言って、理由も無く取引を積み重ねていると何度も何度もエントリーしていると、損切りばかりが増えてしまい、結果的に損切貧乏になってしまう可能性も否定できません。
そこで、次のステージとしては、『トレードにストーリーを持ち込む事によってキリ番(ダブルオー)手法の精度を大幅に上げる事ができる』ので、最後に以下のような例を紹介しておきたいと思います。

意識するのはニュース(ファンダメンタルズ)

「大統領が変わったから政治が乱れる可能性があるよ!」「もしかしたら戦争が起こるかも知れない」「自然災害が〇〇と言う国で起きている!」こんな、ビックリするようなニュースが流れた時には、キリ番(ダブルオー)手法のことは忘れてください。
こうした突発的な話題が出た時には投資家はみんなパニック状態になるので、「そもそも、今いくらで売買が成立しているのか?」さえ一切見ないで売り買いを成立させてしまうことも珍しくありません。
また、激しい相場展開になると、キリ番付近でのバリアによる反発の大きさもビックリするほど大きくなり、一瞬にして超短期ポジションの利益が膨れ上がることがある一方で、キリ番を抜けてしまった際の中期ポジションの含み損が膨れ上がることも珍しくありません。
そうした激しい相場になった時には、是非、キリ番(サポートラインを意識する ダブルオー)手法のことは全く忘れてしまって、「キリ番それおいしいの?」くらいに思って頂けたらと思います。

キリ番(ダブルオー)を狙う手法のまとめ

キリ番(ダブルオー)を狙う手法について、「初めて知ったよ!」と言うトレーダーの方も少なくなかったのでは無いでしょうか?またキリ番という言葉は知っていても『ダブルオー』って言うトレーダー用語はきっとご存知ない方がほとんどだったと思います。
今回はお話致しませんが、実は、『2』や『8』と言う数字もまたFXでは重要な数字となっており、キリ番(ダブルオー)手法と合わせて使うことで大きな利益を狙える方法があります。
『2』や『8』手法についてのお話は、もう皆様からの需要があって、もう少し皆様の為替に関する知識が貯まって来られた際でもお話できたら嬉しいです。
本日は、私の長いお話に最後までお付き合い頂けましたこと、心より感謝申し上げます。そして本日も皆様に素敵なトレードライフがやってきますように。

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チームワークを築くために大切な3つのポイント

チームワークを築くために大切な3つのポイント

チームワーク

組織で信頼関係が築けない大きな理由は「疑い」が生じてしまうことが大きな要因と言えます。営業の組織を例に挙げると、成果が出ない社員に対して 活動が見えない と、本当に商談してるのかという疑いや、不満や不信感を抱いてしまいます。

しかし、仕事では売上や成果、上司からの評価という視点から純粋な信頼関係を築くことが難しいケースがほとんどです。
そこで、組織としてチームワークを高めるための取り組みとして「 信頼関係を築く仕組み 」を作ることが重要です。 仕組みを作る3つのポイントを解説します。

仕事で信頼関係を築く仕組みを作るポイント3つ

毎日の 活動を共有する仕組み があれば、活動に対しての疑いが大幅に軽減されます。日報業務報告を共有し、いつでも誰でも見れるように しておくだけでも大きな効果があります。

顧客要望の共有、業界の新たな情報や顧客との商談で得た知識、受注報告など リアルタイム に気軽に情報共有や質問ができる場も信頼関係の仕組みに役立ちます。社内の掲示板やメール、気軽に使えるチャットが有効です。

3.チームワークを築くために必要なマネジメントスキル

チームワークを構築するためのマネジメントは「信頼関係を築く仕組み作り」がメインになりますが、数値やデータだけでは分からない 定性的な情報の収集 、 フォードバック も行うようにしましょう。

①各メンバーの業務を明確にする

各自の担当する業務を明確にし、誰が何を担当しているのかを各メンバーが把握できるようにしておくようにしましょう。担当が明確であることが各自の 責任感の向上 に繋がる上、質問やサポートが必要な時に スムーズな連携 が取れるようになるメリットがあります。

②具体的な目標設定と共有

③適切なフィードバックと評価

チームで成果をあげることが目的ですが、各メンバーのバックグラウンドや経験は様々です。データや数字で表れる成果だけでなく、 結果までのプロセス やメンバーの考えなどをヒアリングを行いチームとして成果が上がるようフィードバックや改善をし続けることが重要です。

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4.チームワークを築くために必要なメンバーの意識

目標達成意識

明確にした目標をチームでも個人でも必ず達成するという意識が重要です。前述の 目標を具体的に設定 する理由は 達成の角度を上げるため サポートラインを意識する です。ひとりひとりの強い達成意識があれば、難しい状況に置かれても「どうしたらいいのか」をチームで考えることができます。

各自で分担している業務に対して責任感を強く持つことは重要です。他責にしたり課題から逃げることがあれば、チームワークは築けません。
ミスや失敗が許されないということではありません。どんな業務でも失敗やミスは起きるものです。そのような時でも 業務や課題に真摯に向き合う 、 必要なときに助けを求める など、業務に対して責任を強く持つことがチームワークを築く上で重要になります。

「チームワーク」と聞くと、仲良くみんなで仕事をする。というようなイメージがあるかもしれません。しかし、大事なのは自分で考えて行動し、必要な時にチームを巻き込んだり、連携をすることです。
また、自分の業務だけでなく チーム全体を俯瞰 し、課題を発見するなどひとりひとりが チームを作っているという意識 を持つことが大事です。

チームワークにおいては、常にチームメンバー全員と情報を共有しておくことが大切です。チームで仕事をすることは、自分の言動すべてが他のメンバーに影響を与えます。自分が担当する業務にとって良しと判断した行動が、チーム全体に悪影響を及ぼしてしまうケースも起こり得るのです。
報告・連絡・相談 を頻繁に行うことで各メンバーが今どのような状況にあり、どのような問題を抱えているのかを把握しておく必要があります。そうすることで互いの理解と信頼感を深めることに繋がります。

メンバー各自が向上心を持ち、設定された目標に向かって同じ気持ちで取り組まなければ、チームはその力を十分に発揮することができません。
各メンバーの向上心による活動、結果がチームにとっていい刺激となります。 お互いに意識を高め合う ことが結果的に 組織全体の成果向上 になります。向上心を常に持つことも重要です。

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5.チームワークの良い職場を作るための取り組み

チームワークのいい職場を作るためには活発なコミュニケーション業務の連携可視化への取り組みが必要です。自然にできていれば問題はないのですが、それぞれの業務をしながら意識し、行動することは難しいのではないでしょうか。
そこで組織としては チームワークを築くための仕組みを作る ことが効果的です。

チームワークの良い職場を作るための取り組み例 ①日報や業務報告の共有
②コミュニケーションツールの活用

①日報や業務報告の共有

業務を可視化するために、日報や業務報告を共有することでチームメンバーの 状況を把握 することができます。業務や日々の成果を共有することで、メンバーへのいい刺激になったり 経験、知識の共有 にも繋がります。

②コミュニケーションの機会をつくる

直接のコミュニケーションを活性化できることに越したことはないですが、リモートワークや外回り業務、タイミングが合わないなど直接顔を合わせる機会は少ないものです。週1や出社直後など 集まる時間を決める など工夫が必要です。

メールなどを活用する方法もありますが、ちょっとした質問や共有したい情報を送ることができる チャットツール がおすすめです。

チームワークを築くためにはひとりひとりの意識が大切ですが、実際には難しいため「 チームワークを築く仕組み 」をつくることが重要です。マネジメントに加え、ツールを活用することでより効率的にチームワークを高めることができます。
組織や業務によって使いやすいツールは異なります。自社にあったチームワークを高める仕組みをつくるツールを探してみてはいかがでしょうか。

「Always Data-Driven」を支えるデータサイエンスチーム。LINEの各事業の競争力を最大化するために意識していることとは

2021年11月10日・11日の2日間にわたり、LINEのオンライン技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2021」が開催されました。特別連載企画「DEVDAY21 +Interview」では、登壇者たちに発表内容をさらに深堀り、発表では触れられなかった関連の内容や裏話などについてインタビューします。今回の対象セッションは「データサイエンスによるLINE PayのLINE公式アカウントの情報受け取り体験の改善」です。

左:長尾圭一郎さん 右:椙本功弥さん

データサイエンティストが指標の選定で大切にしていること

――LINE DEVELOPER DAY 2021のセッションにおいて、LINE公式アカウントで送信するメッセージの有益性を、メッセージ内のリンクをクリックした比率である「Message Click Rate」と、メッセージを受け取ったユーザーがアカウントをブロックしない比率である「Non-block rate」で評価したという話がありました。このような指標を検討・選定する際に、意識していることを教えてください。

椙本:データ分析で用いる指標を決定する際に意識していることは2つあります。1つ目は達成したいゴールとリンクしているか。2つ目はアクショナブルな指標であるかです。

長尾:指標の信頼性も非常に重要だと考えています。測定するたびに結果が変わるような指標では、それを信頼してアクションを起こすことができなくなるためです。具体的には、アンケート調査で取得するような指標が挙げられます。このアンケートを複数回行うなどといったとき、同じ内容であるにもかかわらず、毎回設問の文章が異なっていると、回答に揺らぎが生じる可能性があります。指標を検討する際は、こういったことも注意しています。

――メッセージの有用性を判断する指標として、Message Click RateとNon-blocking Rateを利用するということはスムーズに決まったのでしょうか。

椙本:今回の事例で言えば、 LINE PayのChief Product Officerから「Message Click RateとNon-blocking Rateを使ってメッセージの有用性を可視化してみてはどうか」という提案があり、議論が始まりました。2つの指標を用いて検証してみたところ、納得感のある結果が得られたため、その2つの指標を用いてチューニングを進めるということになりました。

ただ、そのほかのプロジェクトではデータサイエンティストが指標を決定して提案することのほうが多いですね。その場合は幅広い選択肢の中から指標を選定することになります。この指標の選択には様々な考え方がありますが、たとえばプロダクトに関する分析であれば、North Star Metricと呼ばれる考え方などを参考にしつつ、現場の人とディスカッションしながら最終的な指標を決定しています。

ユーザーターゲティングに新たな仕組みを採り入れて業務負担を軽減

――LINE PayのLINE公式アカウントで発信するメッセージの有益性に関する分析手法について、セッションで話した後も継続して改善が行われているのでしょうか。

椙本:改善を続けています。現場で運用を続けていくと、別の指標を追加したいといったニーズが生まれることも多く、それに対応するために指標の追加などを行います。

長尾:LINE PayのLINE公式アカウントの分析において、実際に改善に取り組んだものとして「 Auto Recommendation API」を利用したユーザーターゲティングがあります。

たとえばキャンペーン情報などを配信する際、テキストとイメージを組み合わせたメッセージを配信しています。そのテキストとイメージを機械学習的に読み込み、反応しやすいユーザーをスコアリングするモジュールが新たに開発されました。それが Auto Recommendation APIです。

それ以前は、同じくLINEが独自に開発した「Lookalike Audienceターゲティング」と呼ばれるものでターゲティングしていました。こちらは与えられたユーザーグループをSeedユーザーとして、そのユーザーに似たユーザー集合を返すシステムになります。これを Auto Recommendation APIに置き換えても十分な精度が得られることが分かり、また Auto Recommendation APIであればSeedユーザーを考える必要がなく、業務負担を軽減できることから、今後導入を予定しています。

分析結果を見てアクションにつながるかが重要

――LINE公式アカウントのメッセージ有用性の判断にデータ分析を組み込んだことで、どのようなベネフィットが生まれたと考えていますか。

椙本:1つは現場でPDCAサイクルを迅速に回せるようになったことです。実際に事業部の方からもそのようなフィードバックをいただいています。

LINE PayのLINE公式アカウントのデータ分析では、データを可視化するためのツールとしてTableauを利用し、メッセージを配信した翌日にはMessage Click RateやNon-blocking Rateを確認できるようにしています。それを見ることで、過去の配信結果と照らし合わせてBlocking Rateがどの程度の水準なのか、どれくらいクリックされたのかすぐに把握できるようになっています。これにより、メッセージの配信結果をチェックし、何が原因でそういった結果になったのかをすばやく検討して次のアクションにつなげられるようになりました。

2つ目はターゲットとなるユーザー選定の自動化です。もともとのLookalike Audienceターゲティングや、その後新たに導入した Auto Recommendation APIにより、ターゲットユーザーを検討するプロセスを自動化できたことで、オペレーション工数の削減が図れ、別の業務に充てる時間が増えたことは、今回提供できた大きなベネフィットだと感じています。

――Tableauを用いてデータを可視化したとのことですが、実際に分析結果をグラフなどで表現する際に気をつけていることはありますか。

椙本:前述したアクショナブルな指標を選ぶことにもつながるのですが、その分析結果を見てアクションにつながるか、あるいは意思決定ができるかの観点は重要だと思っています。

今回の事例で言えば、Message Click RateやNon-blocking Rateが過去の配信結果と比べてどうなのかを比較できるように工夫しています。単にMessage Click RateやNon-blocking Rateの数値だけを出しても、それが良い結果なのか、それとも悪い結果なのかを判断することは難しいでしょう。そこで比較基準として過去の結果を同時に出すことで、その数値の善し悪しが判断できて、アクションにつなげやすくしています。

海外のテック系企業やLINE社内で広がる「Mixed Method」

――今回セッションで発表したもの以外に、データサイエンティストとして手応えを感じた取り組みや事例はありますか。

椙本:直近で取り組んでいるプロジェクトで、大きな成果が出せたと感じているものに、ユーザーリサーチを取り入れて、マーケティング施策の企画や改善の意思決定をサポートするというものがあります。

長尾:私もブランド価値を定量的に計測することを目的として、定性調査を取り入れた分析を行いました。あるサービスにおいて、競合サービスを含めて、サービスの使いやすさや好みのブランドなどについて調査するという内容です。この調査では、心理計量学の考え方も取り入れ、ユーザーの行動を解釈できるモデルを作りました。

椙本:このように、定量データと定性データを組み合わせて分析し、意思決定するといったアプローチをMixed Methodと呼びます。昨今では海外のテック系企業にも取り入れられているほか、LINEの中においても広まりつつあります。

――最後に、データサイエンティストとして大切にしていることを教えてください。

長尾:事業部側が知りたいことをヒアリングできちんと汲み取ることは重要だと感じています。要望を聞き出し、仮説を立て、それを吟味しながら分析設計を行っていく。それによって事業部側に納得してもらえる結果を生み出す、そういったプロセスをつねに意識しながら分析に取り組んでいます。

椙本:LINEのデータサイエンスチームには、「データ分析によってLINEの各サービスの競争力を最大化する」というミッションがあります。取り組んでいる仕事がこのミッションに沿っているかどうかは、つねに意識するようにしています。

ザ・ライクラ・カンパニーが国連意識的なファッションおよびライフスタイル・ネットワークの年次会合でパネル・ディスカッションに参加

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100%繊維廃棄物から作られたCOOLMAX ® およびTHERMOLITE ® 繊維の最近の商品化により、ザ・ライクラ・カンパニーは、「責任ある消費と生産:現代のためのデザイン」と題されたディスカッションに参加する独自の立場にあります。ザ・ライクラ・カンパニーの持続可能性ディレクターであるジーン・ヘゲダスが、繊維廃棄物の課題への対処をサポートするために、当社がいかにリサイクル・ソリューションを拡大しているかについて、自身の視点を共有します。

アパレル業界が循環経済のためのソリューションを迅速に開発しようとする中、ザ・ライクラ・カンパニーは、廃棄物を削減または回避し、材料を埋め立て地に送らず利用し続けるさまざまな繊維および布地の革新に焦点を当てています。当社のリサイクル製品のエコメイド・ファミリーには、消費前と消費後の両方の廃棄物から作られたLYCRA ® 、COOLMAX ® 、THERMOLITE ® サポートラインを意識する 繊維が含まれています。ザ・ライクラ・カンパニーは、最新の持続可能な革新と循環性の進歩について知るために、絶えずライクラの最新情報を得るよう業界に呼びかけると同時に、協働も推進しています。

ジーン・ヘゲダスは、ザ・ライクラ・カンパニーの持続可能性ディレクターです。ヘゲダスは繊維業界で35年を超える経験を持ち、最初はデュポン・カンパニーに、次にインビスタに勤務した後、2019年にザ・ライクラ・カンパニーに異動しました。ヘゲダスはそのキャリアの過程で、広報業務、マーケティング、ライセンス、ブランディングの分野でさまざまな役職を歴任してきました。2007年にはデニム部門で働き始め、LYCRA ® XFIT、LYCRA ® dualFX ® 、LYCRA ® BEAUTY、LYCRA ® エコメイドの技術など、いくつかの重要な革新を市場に投入しました。より持続可能なソリューションの必要性に対するヘゲダスの意識を高めたのもデニム部門内での仕事であり、2019年7月にヘゲダスは、ザ・ライクラ・カンパニーの持続可能性ディレクターに任命されました。ヘゲダスは、デラウェア大学でコミュニケーションの修士号を取得しています。

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